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6年生 租税教室

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本日は、仙台北法人会の方7名をお迎えして、6年生を対象とした「租税教室」が開かれました。これまで、毎年6年生が取り組んできた出前授業で、税の仕組みや使われ方について楽しく学ぶ機会です。 まず、仙台の街を模したシートの上に、様々な施設を配置していきます。赤色のカードは公共施設で、学校・水道局・警察署・消防署などがあります。また青色のカードは民間の施設で、遊園地や商店街、スポーツ施設などがあります。 施設のカードはたくさんありますが、置けるマスの数が限られるため、何かを選べば何かをあきらめなくてはなりません。 子供たちは相談し合いながら、カードを置いたり外したりしていますが、ここでタイムアウトです。 ここからがゲームの面白いところで、起こるイベント(初売り・バンドのライブ・インフルエンザの流行など)に対応した施設の有無によってプラスポイントとマイナスポイントが付与されていきます。 このゲームを通して、働いた人が収めた税金がどのような優先順位で使われるのかを考えました。6年生は夏休み前にスチューデントシティでの学習を控えています。その中でも納税や税金の使途といった内容を学びますので、今回の出前授業は正にタイムリーな内容だったと言えます。これからも更に学びを深めてほしいと願っています。

4年生 木町通の昔を知ろう

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4年生は、総合的な学習の時間に「地域」をテーマに据えて学習を行っています。仙台の街がどのように移り変わり、そしてここ木町通はどのように変わってきたのか、今日はゲストティーチャーをお招きしてお話を聞きました。 講師は郷土史家の久保 一さんです。仙台市の歴史について非常に詳しく、伊達政宗が白紙から計画的に街づくりを進めた様子をお話いただきました。 街のあちらこちらに残る「辻標」についても教えていただきました。その中で地名から昔そこに誰が住んでいたかが分かるというお話に子供たちも興味津々でした。 「~丁」はお侍さんが、「~町」には職人さんが住んでいたそうで、「~通」は~へ続く道という意味だそうです。 この他にも町中を走っていた路面電車や、戦災で焼けてしまった木町通小学校の写真などを見せていただきました。 4年生はこれからも地域の学習を進め、2学期の「弟子入り体験」につなげていく予定です。生まれ育った地元への愛着を持った子供に育ってほしいと願っています。

学校・地域合同防災訓練

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 本日は、学校・地域合同防災訓練が実施されました。木町通学区連合町内会と学校共催での訓練です。今年は、元旦の能登半島地震を受けて、在宅時に発災した想定で実施しました。 8時15分の打ち上げ花火を発災の合図として、まず自宅で家族と共にシェイクアウト訓練を行います。 その後、家族と共に避難経路の安全を確認しながら、学校の校庭へと避難してきます。地域の方も含め多くの人が避難してくるため、交通指導隊の方にもご協力いただきました。 避難してきた方が、日陰で待機しています。本日は国見消防団の方にもご協力いただき、消防自動車で来ていただきました。 9時ちょうどに開会行事がスタートしました。ご挨拶いただいているのは連合町内会長様です。 短い開会行事の後、子どもたちは教室へ入り、出席確認、健康観察、朝の会を行います。 保護者や地域の方は市民センターから体育館に入っていただき、地域の総合防災訓練に参加いただきました。 東北福祉大の先生による「エコノミークラス症候群予防体操」です。実際の避難所生活では、狭い場所でじっとしていることが多くなります。座ったままでもできる効果的な体操を教えていただきました。 並行して教室では学年の発達段階に合わせた防災学習が行われました。3年生の「家や学校のまわりのきけんをさがそう」の学習の様子です。グループでまとめたことを発表し合います。 4年生は「家族防災会議を開こう」という学習に取り組んでいました。自分たちなりの避難バックには何が必要かを考えています。 その頃、体育館では仙台市減災推進課の方の防災講話が行われていました。 最後は各教室での児童引き渡し訓練です。事前に登録いただいた引き受け者を確認しながら、児童を引き渡していきます。 児童が学校にいる時間は1日8時間、3分の2の確率で学校外の場所で災害に遭遇することとなります。土曜授業日を設定しての防災訓練でしたが、家族で防災について考える良い機会となったのではないでしょうか。

3年生 総合的な学習の時間

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 3年生は、総合的な学習の時間に「福祉」について学んでいます。その一環として、本日は聴覚障害の方に学校に来ていただき、出前授業を行っていただきました。 本日おいでいただいたのは、デフラグビーの元日本代表 相澤一志さんです。デフラグビーとは、聴覚障害を持つ方の7人制ラグビーで、補聴器を外してプレイすることが決められているため、仲間とどうコミュニケーションをとるかがとても難しいというお話を伺いました。 手に持っているのは、2021年に開催された東京オリンピックの聖火トーチです。相澤さんは、聖火リレーに参加して1区間を走った選手でもあります。子供たちにもトーチを持たせてもらい、全員でリレーしました。 障害がありながらも、選手として活躍する相澤さんのお話を聞いた後は、実際にラグビーボールのパス交換を体験しました。 次々とパス交換しながら、ボールをつないでいきます。みんな落とさずに上手にパスしていました。 3年生は今後もいろいろなゲストティーチャーをお招きしながら、最後には「みんなにやさしい町 木町」について学習を進めていく予定です。

3年生 リコーダー講習会

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 小学校では3年生からリコーダーの学習が始まります。今日はリコーダーの先生に来校いただき、基礎の奏法について教えていただきました。 講師の水野先生は尺八が本来専門で、現在はフルート教室を開かれている先生です。今日はフルートの音色も聴かせていただきました。 フルートの他にも様々なサイズのリコーダーをご持参いただき、リコーダーファミリーの紹介もしてくださいました。 いよいよ音を出します。シとラの2つの音だけでいきなり合奏です。曲は「ほたるこい」。途中を先生の演奏でつなぎ、曲の最初と最後を3年生が担当します。 まだまだきれいな音色とはなりませんが、自分の発した音が重なっていく楽しさを感じられたのではないでしょうか。音楽好きな子どもが増えてくれることと思います。

6年生 修学旅行事前学習

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 最高学年として演技に係にと大活躍した運動会が終わり、6年生は6月12日・13日に実施される修学旅行に向けた準備が本格化しています。本日は、修学旅行で訪れる野口英世記念館の方をお招きして、出前授業が行われました。 猪苗代町からわざわざおいでいただいたのは、記念館の本間副理事長さんです。今日は電車を乗り継いで来てくださったとのこと。 ご持参いただいたプレゼンを基に、野口英世の生涯について学びます。修学旅行では英世が幼いころ左手に大やけどを負った囲炉裏なども見学しますが、今日の学習が下敷きとなって学びが深まることでしょう。 子供たちも真剣にお話を聞き、学習シートのフリースペースには自分なりのメモを取っていました。  修学旅行では会津若松市内での自主研修も計画されています。見知らぬ土地でグループ毎に目的地をたどり学びを深めていく、正に「協働」の姿が求められる学習です。しっかりと準備を進め、実りある修学旅行にしてほしいと願っています。

2~6年 いのちの安全教室

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 先日行われた1年生の交通安全教室に続き、本日は2年生以上の「いのちの安全教室」が開かれました。大切な「いのち」を守るための教室で、交通安全と不審者対応・非行防止の3点について、体育館に集まってお話を聞きました。  はじめは自転車の安全点検とルールを守った乗り方について、本校の教員がお話をしました。  自転車点検のポイントは「ブタはしゃべる」。ブレーキ・タイヤ・反射材・車体・ベルがそれぞれ確実に動作するか、乗車前に点検しましょう。  その後、仙台北警察署のお巡りさんから、不審者対応の基本を教わりました。合言葉は「いか・の・お・す・し」です。全部言えるかな?  児童代表も参加して、相手との安全な距離の取り方について実演します。知らない人がこの範囲に入ってきたら、全力で逃げるということを教わりました。  最後のお話は非行防止についてです。こちらの合言葉は「ま・け・な・い・よ」。 ・万引きしない・携帯ちゅうい・なぐらない・いじめない・夜遊びしない の頭文字になっています。  本校が育成を目指す児童の資質・能力の1つに「危険を察知し遠ざける力」があります。いち早く危険に気づき、正しい判断でそこから離れることができる子供たちに育ってほしいと願っています。